映像制作の歴史

パソコンで映像編集カメラや映像の編集技術は年々進化しているので、テレビや映画などで使用する映像はどんどんクオリティーが高くなっています。

現代では、パソコンのソフトやスマートフォンのアプリを使えば、これまでに撮影した動画一覧を編集して簡単に映像制作ができるようになりましたが、映像制作の技術がこんなに発展したのは昔の人が努力してくれたおかげということを忘れてはいけません。

それでは、映像制作の歴史を簡単に説明したいと思います。

キネトスコープとシネマトグラフ
シネマトグラフ・リュミエール

「シネマトグラフ・リュミエール」
パブリックドメイン(USA)wikipediaより転載

映像の研究が始まったのは、19世紀後半頃からでした。当時の写真技術を応用して、アメリカやドイツ、フランスなどで研究が進められており、この研究の積み重ねを経て、電球の発明で有名なエジソンが1893年にキネトスコープという映写機を発明し、それと同時期にリュミエール兄弟がシネマトグラフという撮影と映写の二つの機能を兼ね備えた複合映写機を発明しました。

キネトスコープは箱型の映写機で、箱の中を覗くと映像が見える仕組みになっていました。リュミエール兄弟はシネマトグラフを使って、工場の出口などのショートフィルムを制作しました。

シネマトグラフ・リュミエール

ストーリーのある映像

西部劇イメージシネマトグラフが開発されたばかりの頃は、特にストーリーの無い情景映画ばかりでしたが、次第にストーリーを付けた作品が現れ、1900年代にはSF映画や西部劇などの映画が生まれました。日本で初めて制作された映画は完成までに2年の歳月を費やし、1899年に東京の歌舞伎座で公開されました。

サウンドカメラという映像と音声が同時に録音できるカメラが発明されると、トーキーと呼ばれる音声付きの映画が公開され、トーキーは急速に世界中へ普及しました。1930年代に入るとカラー映画が誕生し、現代の映画に近い映像が作られるようになります。

特殊効果とCGの導入

ハリウッドサイン1950年代は、大規模なセットや特殊効果を使った大作映画が制作され、世界中でヒットしました。特殊効果を使った映像は、目の錯覚などを利用して今まで見たことのない映像を作り出していましたが、1990年代にはCGを用いて現実では再現できない映像を作り出した映画が生まれました。

プロの知識と技術

プロの知識と技術単純な映像であれば誰でも簡単に作れますが、ハイクオリティーな映像を作るためには、プロの知識と技術が必要です。映像制作会社へ映像制作を依頼する際、ネットで映像制作会社ランキングなどを調べて探す方が多いかと思います。

弊社は、テレビ業界で働いていたスタッフが映像制作を行います。クオリティーの高い映像が欲しい場合は、弊社へご相談ください。函館にある会社なので、札幌にお住まいの方もお気軽にお問い合わせください。