映像のはじまり

ブラウン管テレビ映像制作によって生み出された作品(テレビ番組・CM・映画)によって、人々は楽しみをひとつ手にすることが出来ました。時に、それは楽しみではなく記録として役立ったり、人々の心を潤したりするものでもあります。

現在起こっていることを記録し、後ほど映しだして見ることが出来るものを映像と言います。仕組みとしては、光線の屈折や反射によって映し出されるものです。

初期のテレビや映画は、写真として記録したものを連続して映し出すことによって、まるで動いているように表現していました。今で言う、パラパラ漫画のようなスタイルです。白黒の映像しかなく、字幕の入ったものが最先端の世界でした。

しかし、機器の進化や普及によって、動いたままの映像を動画として記録出来るようになって来ました。

色の見え方

光のイメージ次第に、映像に色を加えることが出来るようになります。

人間が色を感じるには、眼球の網膜細胞にある色光を感じる細胞の働きを利用します。人間の眼球の網膜には、基本的に赤・緑・青の三色光を感じ取る細胞があります。

光が発する色の信号をキャッチした網膜が、神経細胞を通して脳に信号を送ります。色の発している信号の割合や三色の配合によって、脳がひとつの色味として判断するのです。

つまり、眼球自体が色を判断しているわけではなく、眼球がキャッチした光を脳が判断して色として認識しているのです。

2Dの世界

ブラウン管テレビ普段、テレビや録画して見ている映像は2Dです。

平面的に捉えることが出来る映像のことを指します。

撮影する機材によって遠近の感覚を図ることは出来ますが、それを実際の映像上に表現するのは難しいのです。

3Dの世界

3D映像を楽しむそこへ登場したのが3Dです。3Dは、2Dに奥行きや深さをプラスしたもので、より立体的に見ることが出来ます。

3Dを採用した映像制作を行うシーンが増えて来て、シアターの上映一覧や雑誌の興行ランキングに「3D」の表示がある映画をよく見かけるようになりました。

3D映像としてきちんと脳に届くようにするためには、専用のメガネが必要であったりと、これからの更なる進化に期待する要素が大きいのです。

4K・8Kの世界

4K・8Kイメージ2011年に、従来のアナログテレビから完全移行された地デジ。いわゆるハイビジョン放送(2K)で、解像度(横方向)は1,980である。アナログテレビでは480であったため、実に3倍に増えたわけだ。

地デジ移行期、まだアナログテレビを見ていた時、「そんなにキレイになる必要があるのだろうか?今のままで十分ではないか?」などと思っていたが、実際ハイビジョン放送を見てしまうと、もう後戻りは出来ない。実にキレイである。

これが、今後、4K(解像度3,840)・8K(解像度7,680)になると言う。

4K・8Kのモニターは、既に一部のメーカーが作っており、自分も実際に4Kのモニターに映し出された映像を見たことが有るが確かにキレイ、モニターが60インチと馬鹿でかいのに、ハイビジョンとは比較にならないくらいキレイであった。

それで、面白いことに、大きなモニターで解像度が高いと、画面が平面であるにもかかわらず、何故か立体的に見えてくる。

平面モニターなので「立体的に見える」と言うのは少し違う、「立体感が有るように見える」が正解かも知れない。

先に紹介した3D。少し前の家電屋さんのテレビコーナーでは、ほぼ3D押しであったが、最近はめっぽう見なくなったのは、そういう事なのかも知れない。

今後、3Dモニターの世界は、大スクリーンの映画での展開となり、また、スター・ウォーズの「ホログラム」への移行となるのだろう。

生活に密着した映像制作

映像制作イメージ進化していく映像制作の世界ですが、人々の生活に近い存在の映像制作会社の必要性も高まります。

最近は性能の良い家庭用ビデオカメラの普及と、パソコンとフリーの編集用ソフトの台頭で、簡単に映像を作り出すことが出来るようになった。

しかし、企業のプロモーションビデオやテレビコマーシャル、公演や定演の記録ビデオなど、ここ一番の大事な映像制作こそ、制作会社の出番である。

当社は、函館を拠点とし、プロの世界で培ったキャリアとテクニックによって、予算を抑えながらもハイクオリティーな映像制作を行います。