映像のはじまり
映像制作によって生み出された作品(テレビ番組・CM・映画)によって、人々は楽しみをひとつ手にすることが出来ました。時に、それは楽しみではなく記録として役立ったり、人々の心を潤したりするものでもあります。
現在起こっていることを記録し、後ほど映しだして見ることが出来るものを映像と言います。仕組みとしては、光線の屈折や反射によって映し出されるものです。
初期のテレビや映画は、写真として記録したものを連続して映し出すことによって、まるで動いているように表現していました。今で言う、パラパラ漫画のようなスタイルです。白黒の映像しかなく、字幕の入ったものが最先端の世界でした。
しかし、機器の進化や普及によって、動いたままの映像を動画として記録出来るようになって来ました。
4K・8Kの世界
2011年に、従来のアナログテレビから完全移行された地デジ。いわゆるハイビジョン放送(2K)で、解像度(横方向)は1,980である。アナログテレビでは480であったため、実に3倍に増えたわけだ。
地デジ移行期、まだアナログテレビを見ていた時、「そんなにキレイになる必要があるのだろうか?今のままで十分ではないか?」などと思っていたが、実際ハイビジョン放送を見てしまうと、もう後戻りは出来ない。実にキレイである。
これが、今後、4K(解像度3,840)・8K(解像度7,680)になると言う。
4K・8Kのモニターは、既に一部のメーカーが作っており、自分も実際に4Kのモニターに映し出された映像を見たことが有るが確かにキレイ、モニターが60インチと馬鹿でかいのに、ハイビジョンとは比較にならないくらいキレイであった。
それで、面白いことに、大きなモニターで解像度が高いと、画面が平面であるにもかかわらず、何故か立体的に見えてくる。
平面モニターなので「立体的に見える」と言うのは少し違う、「立体感が有るように見える」が正解かも知れない。
先に紹介した3D。少し前の家電屋さんのテレビコーナーでは、ほぼ3D押しであったが、最近はめっぽう見なくなったのは、そういう事なのかも知れない。
今後、3Dモニターの世界は、大スクリーンの映画での展開となり、また、スター・ウォーズの「ホログラム」への移行となるのだろう。